ARCHITECTURE

駿府教会

西沢大良さんの駿府教会。 天井と壁面の空気感のある厚みが、現象と物質の中間をうまくコントロールしているように思う。 ある抽象度の中に建築としての強さをきちんと残してくるあたりのバランスがたまらない建築でした。

これは成城学園前のどこか

もう4ヶ月くらい前になるけど、妹島さんの成城タウンハウスに行ってきた。 行って来たことには違いないけど、寝坊して結局門の外から外観をちらっとみて、コーヒー飲んで帰って来た夏の思いで笑 ぐだぐだだった。

依存しないもののかたち

これは先月末締め切りだった“World Space Creators Awards 2009”ってゆうショップの内装コンペに出したものです。 「人とモノとの関わりあいは、本来もっとシンプルで、だからこそおもしろい。既存のディスプレイでは陳列するための棚やショーケース、ハンガ…

非日常な日常

前回に引き続きこれは去年の10月、3ヶ月前くらいにやった“Back to Back-本は発する-”展です。 写真家テラウチマサトさん/竹本秀樹さんに加え、アキタヒデキさんにも参加いただきました。 突風が吹いて新聞の号外がぶわっと空に高く突き上げられたように、本…

フォーマットの空間化

これは去年の3月くらいにやった“VERSUS in LAYER-SCAPE”展。 写真家のテラウチマサトさん/飯塚達央さん/竹本秀樹さんとOUR-EYESのグループ展です。 参加していただき本当にありがとうございました。OUR-EYESってゆうのは僕も含め、畠山雄豪、高橋拡夢からな…

何かとは何か

今年の夏くらいにセルフビルドで建てたツリーハウスです。 厳密に言うとこのシンボリックな木はかなり老朽していて、ハウスは構造的に独立しているので“ツリーハウス的な何か”と言わなくてはならないのですが、人と木と建築が普段では有り得ない距離感と密度…

雨をもった曇り

昨日はみかん組の曽我部さんの講演がありました。社会に既に潜在しているあらゆるものを“見立て”ることで、ソフトウェアとしての建築と、それによってそこにできあがるハードの建築が無理なく融合していました。 それは、profile_プロファイル/recycle_リ…

そこにゆらぐ風景

これはガラスのロッジを建てるってゆうコンペに出した案です。『森の中で、実体があるようで無いような、 外のように開放的であり、あなぐらのように身を隠せる、 木陰のように包みこんでくれるロッジ。 ガラスの面同士を積み重ねてできあがる断面によって、…

部屋のないイエ

これは先月くらいに北の住まい住宅設計コンペで優秀賞をいただいたときのものです。『“ひろ〜い家”...それは、ずっと遠くを内包しているよいうな、どこまでも続いていくような場所。イエをどんどん小さくしてみる。モノの大きさは変わらないから空気の部…